昨日、あるテレビ局のディレクターから電話があり、京都の古本屋事情を説明する。でもこの愉しみは実際にいっしょに歩き回らないと説明しにくいなあ。古本屋さんの魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたい。宝さがしみたいなものか。私は今日ももちろん行ってきました。
それも、五条堀川のブックオフまで。あそこの交差点、自転車で渡れない。自転車を抱えて歩道橋を上がっていく。それまでしたんpだが、残念ながら中公文庫一冊しか買えなかったけど。
村雨退二郎『明治巌窟王』下、中公文庫、105円。
私は、やっぱり、三条のブックオフが好きだ。
その三条ブックオフで、
『フランス妖精民話集』
唐十郎『下谷万年町物語』
田中小実昌『ぼくのシネマ・グラフィティ』
池田満寿夫『私のピカソ 私のゴッホ』
吉行淳之介選『純愛小説名作選』
斎藤茂吉『赤光』
『谷内六郎展覧会』〈夏〉〈秋〉
他にもいろいろまわりました。
田中小実昌『カント節』は、200円でした。
古本屋さんをまわれば、おや安いじゃないか、と思える本に出会えるので愉しい。
休憩は昨日休みだった「エレファントファクトリコーヒー」。
置いてもらっていた『Sanpo magazine』は全部売れていた。