大阪古書会館に着くと、モズくんの元気な姿が。あとでお話しようと思っていたが、そのうち食事にでも行ったのか見失ってしまった、残念。
出遅れたこともあってか、なかなか買えなかったが、まさか手ぶらでは帰れない。(何回かそういうこともあったが)
一冊にしぼる。
中江俊夫詩集『20の詩と鎮魂歌』、1963年、思潮社、現代詩人双書、800円。
いろんな人に挨拶する。ジャズがずっとかかっていた。
いつもは大阪城に向かうのだが。今日はベンチに古本積み上げることができないので、予定変更。
空堀商店街の方へ。「books&cafeLOW」に行くことに。だいたいの見当をつけて歩いたがやっぱり方向音痴のぼくには無理だった。
帰ろうと思ったが、ちくま文庫手帳を見てみると電話番号が。前に行こうと思いメモしておいたのだ。
電話してみると近くまで来ているのがわかり、やっとたどり着いた。
今日は、前にアラビクで会った、浅海さんの日だった。
浅海さんは、楽しく話せる人で、いい店だったなあ。大阪古書会館から近いのもうれしい。
白石さそって、難波も呼び出して、ここで会うのもいいな。
近くに、古本屋さんが出来たというので、もちろん寄ってみる。
「サンダーボルト書林」
量は少ないが、変わった飲み物なども置いてあり不思議な店内だった。
買ったのは、
稲垣志代『夫 稲垣足穂』300円。
天牛書店にも寄った。
芥川龍之介『河童』昭和21年、細川書店、500円。
細川だより、は入ってなかったが、この細川書店最初の本はずっと欲しかったもの。
珍しい本ではないが、函入りで500円は珍しい。今日は移動の電車ではずっとこの『河童』を読んでた。
芥川の文章はさすがに強い印象。くっきりとイメージが残りあやふやなところがないので気持ちいい。
確か、ハガキが細川だよりを兼ねていたのだ。だから残りにくい。
EDIのかわいい一冊、曽根博義の『岡本芳雄』を読み返そう。
この本は、細川書店のことを書いた本なのだけど、とてもいい本。
今の内に買っとかないと、えらいことになる。
ぼくもあと2、3冊買っとこうかと思っている。
あるとすれば、三月書房です。売り切れたかどうかはわからないが。
細川書店は、題せん、もいいなあ。林さんの『文字力100』も『河童』からはじまっている。この『文字力100』も名著。こちらもはやく買っとかないと大変なことに。ぼくもあと2、3冊はほしい。
さて、明日はジュンク堂に古本追加する。