昨日、仕上げる予定の「天声善語」、なかなか書けず、今日の夕方4時ごろ、やっとこさ、仕上がる。
ローランド・カークの三枚組CD(いつどこで買ったのだろう、安かったことだけ覚えている)を聴きながら書いた。
それから、ぶらっと家を出たが、「哲学の道」が近いので、大勢の人だ。桜を横に見て白川通りを北上する。
嬉しかったのは、昨日買った、世界名作文庫、森鴎外訳の『露西亜短篇集』1、があったことだ。
こういう文庫を手にとると、文庫って本当にいいな、と思う。
『吹雪』、プウシュキン、伊藤職雄訳、これも、春陽堂世界名作文庫、100円。
『幽霊部屋』、パウル・エルンスト、櫻井和市訳、昭和15年初版、弘文堂、100円。
フィリップの『ビュビュ・ド・モンパルナッス』、井上勇訳、角川文庫、は、挿絵がすばらしい。50円はとてもうれしい。
お金を払って店を出ようとしたとき、横にぽつんとあったのが、
『小沼丹作品集』の5巻。800円。買う。