古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

「時の栞に」のカバーがほしい

zenkoh2008-02-12

 はりきって起きたが雨が降っている。天神さんの100均のシートは掛けられたままだろう。どうしようか考える。今日は火曜日。とにかくやっぱり行ってみるか。それで天牛、ハナ、矢野と廻り、北新地に出て、ジャズ喫茶に入ろうか。それとも、梅田のJEUGIAに行ってみようか。
 まわりに積み上げている本のなかから、今日持っていく本を決めよう。梅崎の『限りなき舞踏』は読書中なのでカバンに入れる。藤沢桓夫の『随筆人生座談』にしようか、『時の栞に』にしようか。
 橋本靖夫さんは、筑摩書房の編集者だった人で、「ちくま」の「編集室から」や回想文が収められている『時の栞に』を天神さんの初日、均一台で発見し、驚喜したのだった。帰って日本の古本屋さんで調べてみると、数件出ていて値段が安かったのでビックリ(これならもっと前に買えた)、また、カバーがあるらしいという発見もあった。650円ならカバー付きのものを買っておこうと、今チェックしてみると、あれっ一冊も無くなっている。コンピューターの調子が悪いのか、それとも売れたのか。そうなるとますますカバーが欲しくなってきた。500部私家版なので当分出会えないかもしれないなあ。
 今日はこの本を持ち歩くことにしよう。まだ雨が降っている。

 今帰ってきたところ。今日も雨のなか古本屋めぐり。ただ身体の調子をくずしてしまった。今熱をはかったら38度あった。調子にのって買いすぎたばちがあたったか。