古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

スムース友の会

 Lマガの原稿を送ったら、すぐに写真と組み合わせた画像が、届く。添付ファイルが開かないので、ちがうかたちで送ってもらう。あたらしいパソコンなのに情けない。
 今月の25日発売のLマガジンは、本屋特集だ。私の高遠レポートも載ります。「天声善語」の原稿も送ったので、あとは発売を待つだけだ。左京区特集ぐらい売れてほしい。
 夏期講習なので、とことん古本屋を回れないのがつらい。それでも10分だけ早く出て、途中の古本屋に寄る。4冊買う。浅香光代女剣劇』(学風書院)100円など。雑誌「群像」の附録がうれしかった。文庫サイズ「現代世界文學展望」で、渡辺一夫装幀だった。表紙は、砂時計、で、扉には、地球。どこかで見たことあるカットだ。それと酣燈社の詩人全書『藤村詩集』。この詩人全書シリーズも好きな文庫だ。
 あーす書房に用事があって、電話するが誰も出ない。店の前を通っても、開いてないし、困ったので、ガケの山下くんに電話で相談する。車中で「スピン」2号を読む。
 夏期講習の前期があと二日で終わる。スムース友の会を楽しみにがんばろう。申し込み者の名前を見ながらあれこれ思う。
 岡崎との対談に少し手を入れる。明治大学での対談は、最初にもってきて、「古本屋へ行こうよ」みたいな感じで、使えそうだ。でもこんなに遅くなって本当に出るのだろうか、心配になってきた。