古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

文童社

 今日は休みだったので、家にいて仕事。仕事の前に脳のトレーニングをする。といっても、そんな難しいことはしない。ちくま文庫の解説目録、2007年版と2006年版を並べて、あらたに品切れになったのにチェックを入れるだけ。ナボコフの『青白い炎』も井上究一郎ガリマールの家』も澤田隆治『私説コメディアン史(決定版)』も品切れになってしまった。
 工作舎対談本に書き込む前に、文童社の本をまわりに積み上げる。田中克巳『歌集戦後吟』、天野忠『クラスト氏のいんきな唄』、大野新『藁のひかり』、安藤真澄『豚』など、お気に入りの文童社本、詩集が集まってきた。よしよしこれでよし。気が済んだので、対談に書き込もうとパソコンを立ち上げる。まず機械ならしに、文童社の詩集を一冊ネット古書店に注文したのは余計な出費だったか。でも安かった。
 それで、文童社と双林プリントのことを書き込み、大野新の詩を引用したりした。
 ガケ書房に古本の追加に行く。山下店長は休みだった。寺山修司の本などを善行堂棚に並べる。このあと、古本屋さんへ。永井出版企画の『大野新詩集』を買う。函入りの最初に出たもの。500円。今日は大人しくこの一冊にしておく。
 家に帰ると、にとべさんからメールが届いていた。岡崎とのコンビ名案を考えてくれた。紹介しておくと、1、全身古本ブラザーズ。2、均一亭いとし店内こいし。みんな上手いモンだなあ。
 家に帰り、小沢書店の本もまわりに積み上げた。対談本に少し書き込みができてよかった。
 晩鮭亭さんが、海文堂、ガケ書房の岡崎イベントに来て下さるという。うれしい記述を読み喜んだ。