古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂12時から20時までお客さんをお待ちしています。
5月6日(水)12時から20時まで
5月7日(木)お休み
5月8日(金)お休み
(7日、8日と休ませていただきます。)
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井伏鱒二の『川』(江川書房)を読んでいるが、
やっぱりこういうので読むと特別な気持ちになる。
函も無いしイタミもあるが、紙も印刷も中川一政の木版表紙もすばらしい。
嘉村礒多の『途上』もほしくなってきた。
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昨日もたくさんの人が善行堂に入ってくれました。
遠い所からも来て下さってありがたいことです。
もっともっと楽しめる古本屋にしていきたい。
もっともっと良い本を並べたい。
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6月7日、大阪の喫茶店「チッポグラフィア」でトークイベントに出ることになった。
中川ワニさんと「WAY OUT WEST」の藤岡くんと3人で。
http://tipografia.blog99.fc2.com/blog-entry-4510.html
ワニさんの珈琲もチッポグラフィアの珈琲もすごく美味しいのでそれも楽しみ。
ジャズの話ができるのも楽しみ。
年間少なくても1500時間はジャズを聴いてる男です。
3枚のCDを選んできてほしいとのことなので、何にしようか。
朝聴く1枚と昼聴く1枚は、すぐに決まった。夜は何にしようか。
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店の前にカッコイイ車が止まり、出て来たのは、岡崎弟しーちゃんとお母さん。
ぼくの顔が見たくなったといってお母さんが。お元気そうでよかった。
どこか連れて行ってもらいましたか、と聞くと、
しーちゃんが、どこに行きたいかと聞くと、その答えが「鳩居堂」だったと。
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近所の福虎さん、ご来店。
この前、林さんに識語署名と絵を入れてもらった本をおススメした。
いやあ、これは貴重ですよ。
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前に善行堂の取材をしてくださった、新聞社の人が近くまできたので、
と寄ってくださる。
勉誠出版の人も。勉誠出版と言えば、中戸川吉二作品集を出してくれたところ。
ひとことお礼がいいたかった出版社。大学時代、善行堂の近くに下宿していたとも。
以前、幅さんが取材で京都に来られたとき、善行堂にも来て下さったのだが、
残念ながら休んでいたということがあった。
そのときの編集の女性、東京から来てくれる。そのときは善行堂は取材予定に入って
なかったのだが、急きょ行ってみようということになったらしい。会って話したかったですよ。
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今日は、田辺福徳さんの『本と珈琲』を読み返す。
本が好きで好きでたまらないのがよくわかる文章だ。
福徳さんに頼んで送ってもらった。
この本は善行堂で扱いたいのだが、私家版なので、仕入れるとしたら福徳さん以外にない。
良い本はやはり、売りたいと思う。
売るのが仕事なのだ。福徳さんに頼んでみようかな。