古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は、火曜日、善行堂の定休日です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日、京都新聞のコラムは、三橋節子さんの絵本「雷の落ちない村」
でしたが、節子さんのお兄さんが、おふたり、別々に、善行堂に来てくださった。
喜んでいただけてよかった。節子さんのことを、お兄さんから、いろいろお聞きした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日の市も、いいものが買えた。
そのかわり倉庫は、えらいことになってきた。
大好きな、中島敦『光と風と夢』が入っている括りがあったので、
ドキドキした。昭和17年、筑摩の本だが、あまり刷ってない(3000部)。
新聞連載小説の切り抜き、10冊ぐらいの括り。
これも欲しかったので、ドキドキした。
漱石の「こころ」とか、佐多稲子の「体の中を風が吹く」、
藤澤の「青・白・赤」など。
愛情込めて一冊の本にしてあるので、
触ってるだけで気持ちいい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
六曜社に入るとき、階段のところで、女性とすれちがう。
珈琲を飲んでいると、その女性が戻って来て、少しお話する。
上林暁と親戚だというので驚く。
いろいろ興味深い話をうかがった。
話していて、とても感じのいいひとだった。清潔な佇まいに魅力を感じた。
京都新聞の連載も読んでいただいていて、うれしい。
ライターの姜さんと打ち合わせ。
楽しいページになるでしょう。
姜さん、いい仕事をする人ですね。
こういう人にもっともっと書いてほしいです。
今日は、ふたりの、魅力ある女性に会えて、よかった。
帰りのバスも女性の運転手でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トビラノラビットくんから、ようくんと、せつくんの写真の入った冊子届く。
潤さんのコメント入り「ようもセツも古本屋デビューは善行堂です!」
これはうれしかった。がんばらないとなと思った。
この前、トビラノくんが善行堂に来てくれたとき、またふところにたくさん本を詰め込んで、
と思っていたら、中にいたのはせつくんだったので驚いたのだった。