古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は火曜日善行堂の定休日です。
編集工房ノアさんに電話して、山田稔『天野さんの傘』を追加注文する。
明日届きますので、予約のみなさん、よろしくお願いします。
発送の方も、ご入金確認次第順番にお送りしています。
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今日は、市会をさぼる。
ジャズ喫茶「YAMATOYA」まで歩く。
ミンガスを聴きながら黒島伝治
中井久夫なども読み返す。
近くで、本を3冊買い、アンティークショップで、
本を置きたくなるような、漆塗りの大きめの箱があったので買う。
木に漆を塗り、磨いてまた漆を塗る。
そういうのを見ると本を置きたくなる。
ぼくの買ったのは機械で大量生産したものかも知れないが、
上手な職人さんが、丁寧に作ったものだと思っておこう。
黒田辰秋の作品集を最近よく見ているので、欲しくなったのかもしれない。
ものを買うというのは自分を買うということだ、と言ったのは魯山人だったか。
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はじめて詩を書いたが、自分と真剣に向き合えた貴重な時間だった。
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小豆島行きが済めば、宮地嘉六や埴原一亟を読みたい。
埴原一亟を出してくれる出版社があればいいのにと思う。
いい選集ができるのだが。
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