古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

詩誌『ガーネット』

zenkoh2009-03-02

 『ガーネット』から原稿依頼。もちろん詩ではなくてエッセイ。若いころにぼくの詩をたくさん読んだ男は、そのあと、シュタイナーの世界に入った。『ガーネット』に書けるのは、うれしい。
 いろんなことで決断が必要になってきた。断ち切って前に進むしかない。身が引き締まる思いで日々を過ごす。
 先日、金箔書房で、遠藤周作の本を買った。桃源社版『狐狸庵閑話』。昭和40年初版600円。豪華な本で、まるで、澁澤龍彦種村季弘の本のようだ。藤城清治の挿絵も力のこもったもの。遠藤周作を読むのは本当に久しぶり。すぐに読むかは分からないが。