古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日も京都の街をあちこち

 まず、鞍馬口のスーパー前、100円均一に行く。出町柳をこえて河に沿って北上。この道はいつも気持ちいい。
 「ちょうちょぼっこ」の「にのにのいちのに」にあわせて冊子をつくるらしい。それに書くことになっているので、あれこれ考える。もう締め切りすぎている。
 自転車をこいでいると、急にぱっといいこと思いついた。よしこれでいこう。今横に関係する本を積み上げたところ。でもまだ書いてない。
 鞍馬口で3冊買った。そのうちの一冊、永江朗『菊地君の本屋ーヴィレッジヴァンガード物語』(アルメディア)は、面白そうだ。
 鞍馬口ブックオフで、中公文庫、一冊。石川欣一『比島投降記』105円。出町柳まで通ったことのないような道を探し探しいく。金魚屋さんもあった。
 出町のコミックショックで本をながめていると、高田みづえの歌声が。うまいもんだなあと思って聴く。ふるさとのことを歌った曲のとき、ぐっときて泣きそうになる。
 となりの津田蓄音機に入り、ジャズCDを見る。ホレス・パーランがあって欲しくなるが我慢する。
 自転車を預けて京阪に乗り三条で降りてブックオフへ。今日はいい文庫が出ていた。学術文庫、森田草平夏目漱石』全3巻、蓮實重彦『映画誘惑のエクリチュール』、間羊太郎『ミステリ百科事典』、『ドラキュラ伯爵』。それと潮文社新書、秋山清『発禁詩集』。全部、105円。
 京阪書房の店頭をみてから、吉野家の牛丼を食べる。JEUGIAで、昨日迷って買えなかった、レッド・ガーランド「レビジテッド!」を買う。今日もまた迷いに迷った。