古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日、善行堂の2018年がスタートします。
たっぷり休ませていただきました。
本日12時から20時まで営業します。
やっぱり仕入れですよね。
私も欲しいし、みなさんも欲しい、そんな本を今年はもっと善行堂に並べます。
今年最初の本は、鴎外の「雁」でした。次に「青年」を読み始めましたが、
私が持っている「青年」は、オリジナルを栃折久美子さんが装幀し直した本で、
読むのにちょっと気を使う。和田誠村上春樹の「ポートレイト イン ジャズ」
上林暁全集第8巻も読み続けている。
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ラックスマンの修理センターから電話。
アンプの梱包のことで注意される。
何とか直りそうだが修理費が高くなりそうだと言われる。
ただ今、善行堂に音楽無し。
マサキング氏、登場。
マサキング氏、新しく出来た横の喫茶店ゴーリーで、一箱古本まつりをしようと計画中。
80歳の男性、最近私の「関西赤貧古本道」を読んだと言って、来て下さる。
「関西赤貧古本道」は絶版になりましたが、やはり新潮新書刷った数が多いので、
読んで下さる方も多い。善行堂には、あと少し残っていますので、よろしく。
塾をしながら、深夜書き続けたこともよく覚えている。
善行堂を開いてからは、上林暁黒島伝治、埴原一亟と、編集の仕事が多くなったが、
これもまた楽しい。次の一手も頭にあって、実現に向けがんばりたい。
それとそろそろ自分の本も、と考えている。
「古本コラム集」みたいなもの、古本ミステリー、なども。
ときどき、詩のようなものが思い浮かぶことがあって、驚いている。
今まではなかったことで、年齢があるのだろう。
「古本コラム集」は、きちっとタイトルが決まれば、面白いものを書く自信はある。