古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂12時から20時までの営業です。
ずっと居ますので、よろしくお願いいたします。
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今回の東京行きに持って行った本は、
古多仁昴志「遊縁戯録」。
稲垣足穂の本を集めているコタニさんが、一冊一冊その出会いについて
語っている。足穂への愛情がそのまま文章にも表れていて、
読んでいてこちらまで、気持ちよくなった。
扉野くんが書容構成。
「ネット善行」に出しましたが、数が少ないので。
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東京では埴原さんの娘さんに会えたことも大きかった。
埴原一亟へのぼくの気持ちも伝えられたと思う。
お父さんのことを話す娘さんはとても魅力的で、はやく本を出したいと思った。
おそらく、島田くんもそう思ったのではないか。
埴原一亟の本は、売れるかどうかと心配しながら進めてきたが、大丈夫だと思えてきた。
娘さんとお会いしてそう思えたのだ。
きっとたくさんの人が読んでくださるだろう。
娘さんに喜んでもらえるような本にしたい。
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ペリカン時代」も良い店だった。
いろんな人と出会える場所になっている。
夏、下鴨が終わったら、また行こうかな。
世田谷ピンポンズくんのライブもあるみたいだし。
善行堂の支店を高円寺に、というところまで話がくると、それは無理だろう。
10歳若かったらそんな無謀な事もできたかも。
いや、まてよ、お金持ちの誰かと組んでなら…、うーん、やっぱり無理か。
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東京から、先日の西荻ブックマークに来て下さった方、
はやくも善行堂に来て下さる。だいぶ前の嵐のときにも来て下さったと。
写真をいただく。撮ってなかったのでうれしい。
楽しんでもらえたようでよかった。
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扉野くん、寄ってくれる。
いろいろお話、東京での話も。
扉野くんは、今、「現代詩手帖」に連載してるのだが、その話も。
扉野くんのがんばりがあれば「スムース」次号も出せるかも知れない。
そのお礼の意味も込めて(まだ出ていないが)、ある詩集を特別価格にしました!
「スムース」っていいですね、と僕が言ったのか扉野くんが言ったのか。
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はやくも、つかだま書房から、後藤明生2冊届く。
やっぱり、仕事が速いのは大事ですね。
気持ちよく、善行堂に並びました。