古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日の善行堂12時から20時までの営業です。
昨日は、寄りたい店に寄れず、ハイファイ堂だけで帰ってきたが、
オーディオを見ていると、いろいろやっかいなことを忘れる事ができた。
マッキントッシュや、ラックスマン、ヴォリュームを回してみる。
レコードもCDも持っている、キティ・ホワイトのアメリカ盤を買ってしまう。
帰って聴き比べると、日本盤とあまり違わなかった。
オリジナルにこだわりすぎるのも問題かも知れない。
本でいうと初版と重版、みたいなことです。
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昨日落札した、
川端康成『禽獣』(野田書房)も、倉庫に入れず持って帰って来た。
他に持って帰ったのは、
加能作次郎『世の中へ』、川端康成『雪国』(創元社、決定版)、
マラルメ『綺語詩篇』(コルボオ叢書)、中里恒子『まりあんぬ物語』(300部限定サイン)、
この本は好きな本で、普及版は持っている。岡鹿之助の絵がいい。
二葉亭四迷『平凡』(明治41年)、尾崎紅葉の本も出ていて入れたが、届かなかった。
岡本綺堂の小型本3冊もうれしかった。岡鬼太郎のラジオドラマ集『春の雪』など。
明日、他の本も倉庫から善行堂に運んできます。
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二葉亭四迷は好きな作家で、『平凡』の初版が買えた事もうれしい。
これで読み返そう。