古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日から2015年の善行堂が始まります。
12時から20時の営業です。
読書はじめは、埴原一亟『一国一畳ぼろ家の主』。これは去年読んでの2回目となる。
本はまだ買っていない。去年最後の買い物は、高瀬泰司『はったい粉とコスモス』。
ただしこれはまだ手にしていない。善行堂に届いているだろう。
今年もお客さんに負けないよう、ガンガン本を買っていきたい。
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毎年、今年もお客さん来てくれるかな、と心配です。
並んでいる本に魅力があれば、きっと来て下さるとは思うものの不安はありますね。
そんななか、青山二郎コレクターTさん、来て下さる。善行堂、一年の始めに来て頂きありがたい。
後輩のシルクロー堂くんも。
いろいろとアドバイスを。もうすでに1万冊ぐらいの本があるというからスゴイ。
善行堂での買いっぷりを見ても、今年一年でどれぐらいの量になるか、想像つかない。
雑誌も少しだが売れている。季刊「サブ」も一冊売れた。まだ残ってるのが不思議。
高瀬泰司の『はったい粉とコスモス』が届いていた。
そうか、この本は黒田征太郎のケイツー出版の発行で、発売が矢崎泰久の「話の特集」だったのか。
何とか『イノチのせんたく』も入手したい。
一度読んだことがあるのだが、今手元にないのが淋しい。
小村雪岱画譜』も届いた。
この本も、だいぶ前に自分用のを売ったのだが、又欲しくなり買った。
売ったり買い戻したり本当に忙しいことだが、これが私のスタイル。あたらしいぞ私は。
柳瀬正夢全集』第2巻が売り切れた。
5日に追加注文しよう。よろこんでもらえるだろう。
この全集の凄さは、5冊刊行されたあと、はっきりするだろうが、
私はすでにしみじみと感じている。