古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日の善行堂、いつも通りの営業です。
12時から20時まで、きっちり開けていますので。
岩田栄子の『葛西ばやし』を読んでいる。
太宰治をいかに読んできたか、引用しながら回想している小説で、
なかなか読ませる。下村寅太郎の推薦文がついているが、
どのような関係なのだろう。
あと、この前、木下杢太郎の『食後の唄』が売れたので、
私も買いたくなり『雪櫚集』を購入する。
持っているかも知れない一冊で、書物展望社、100部限定。
木下杢太郎の絵も好きだ。
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デコさん、ご来店。
体調悪かったそうで、久しぶり。
今日も病院の帰りに寄ってくれる。
それでもだいぶよくなったという。
最近読んでる本や、入荷した本を見てもらう。
チョコパフュさんも、久しぶり。
勧業館の帰りに寄ってくれる。
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明日、「ぽかん」4号、善行堂で、先行販売します。
13時ごろ、真治さんが、持って来てくれるそうです。
オマケの「ぽかん便箋」も付けてくれるとのことでした。
真治さんは、夕方まで善行堂に居てくれ、販売してくれます。
「ネット善行」でも販売しますので、遠くの方々も、この「ぽかん」を楽しんで下さい。

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「ぽかん」4号目次
縄文の骨 昭和の泡――二〇一三年一三句 小沢信男
発掘  山田稔
編集の生理――わが出版記 涸沢純平
本を、捨てる 木村浩
多喜さん漫筆 (四)――尾籠な談義 外村彰
木山捷平様 田中美穂
電話 岩阪恵子
父のチェーホフ(一)1928年、湯浅芳子 扉野良人
豪快なひと――中川六平さんのこと 鹿角優邦
千代田区猿楽町1-2-4(其の二) 内堀弘
付録
ぼくの百 福田和美
付録
「のんしゃらん通信」vol.2目次
街角のコーヒーショップ 高橋実果子
観覧車めぐり 里舘勇治
ライフとワークがハローとささやく 郷田貴子
咳について 濵田多聞
そんなにはやく歩くと 秋葉直哉
猫と辛夷 渡辺尚子