古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日の善行堂は、12時から20時までの営業です。
私は、買い取りがあって、夕方ぐらいに戻ってきます。
今年はほんとに良い買い取りがたくさんありました。
善行堂は今日から品切れ文庫フェアです。
追加もどんどんしたいし、私が集めてきたものも
出していきたいと思います。
今日は、宇崎純一ファンの方がご来店の予定。
年に1回来て下さるのです。
私が市会ではじめて買えたのが、純一の本と、
雑誌「青空」の復刻だった。
その宇崎純一を含めた2冊を、その人のために、
善行堂へ持って行こう。
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早めに善行堂に入り、本の整理整頓(苦手)。
ガケ書房の山下くんに車を出してもらい買い取りへ。
いつものようにあれこれ話しながらあっという間に到着。
いやあ、良い本がいっぱいで、私は見てばっかりで、
話を聞いてばっかりで、楽しんでばっかりで、
山下くんに働いてもらいました。
善行堂に戻ると、宇崎純一ファンの方が待っていて下さる。
私が持っていた純一2冊、お買い上げ。
いろいろ話を。小出楢重とか鍋井克之とか。
年に1回じゃなく2回来て下さるのだった。
来年の夏また来ますと帰っていかれた。
また喜んでもらえるような本を仕入れておこう。
今日の京都新聞は、三好一さんの「ニッポン・サーカス物語」
を取りあげたのだが、終戦後、三好少年がサーカスに
出会ったときの気持ちを書いたが、
今日、善行堂にその三好さんが来て下さった。
私は居なかったのだが、「三好少年です」と言って笑顔で入って来て下さったと
聞きました。
今日、持って帰ってきた本を、一冊ずつ見ていくのは本当に楽しい。
やはりひとりの人が心込めて集めた本は素晴らしい。