古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日から四天王寺の古本まつり。
みんな行って楽しんでるだろうなあ。
良い本買った人は善行堂で自慢してほしい。
喜んでるのを見るだけでこちらも楽しくなる。
横綱級のものを見せられると悔しいだろうな。
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東京の市で買えた、鈴木信太郎『文學外道』を「ネット善行」に出したのですが、すぐ売れましたね。この本は名著です。善行堂では何冊か売って来たので、今回はネット善行に出しました。
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こんな本が東京から届いた。

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東京では、善行堂に行きますよ、とたくさんの人にいってもらえたのもうれしかった。ただ上半身裸で、とか裸足で、と言われた。それはちょっと困るなあ。善行堂を驚かそうと思っているらしい。
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善行堂に、津川絵理子句集『はじまりの樹』を置かせてもらえることになりました。手に取ってみてください。戸田勝久さんの装幀です。
津川さんが自分で持って来てくださいました。津川さんが、かばんから本を取り出すのを見ていたら、大切なものだという気持ちが伝わってきました。昨日は、お友達だという人が来て下さって少しお話をしました。友だちの本が書店に並んでいるのを見に行く、というのはいいですね。ぼくも経験ありますよ。
『はじまりの樹』に、こんな句がありました。
 
  おとうとのやうな夫居る草雲雀
  秋草に音楽祭の椅子を足す
  寒鯛の頬ゆたかなるあら煮かな

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今日も、東京で買って来た本の整理。
少しずつ売れていくのがうれしい。
青山二郎コレクターTさん、もうすぐ200冊になるという。
また家に見に来てくれと言われる。行きますとも。すごいだろうなあ。ミーコさんも、ご来店。東京の市で買ってきた本や井伏鱒二などご購入。ミーコさんのところにも善行堂本がかなり並んでいるはず。東京での話など。大学院生のTくんは、このブログを見ましたよと言ってくれる。梶井基次郎が好きだとも。この前にここで紹介した、六蜂書房版の『梶井基次郎全集』を見たかったらしい。もう売れてしまったので、特別な梶井本を見てもらう。やっぱりいいですね、と。
武藤良子さん、登場。
もうすぐ、メリーゴーランドで、武藤さんの個展が始まるのだが、そのときトークショーがあって、ぼくが聞き手なのだ。
武藤さんとははじめてお話をする。
ウワサではちょっとコワそうなので、どうなることやらと不安だったが、今日来てくれてよかった。
12日なので、ほんともうすぐですね。