古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 本日は、火曜日、善行堂は定休日です。
 金子彰子さんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/Kaneco/を読み、この一年を振り返る。
 いろんなことが繋がって、一冊の詩集ができたことは、大きなことだろう。
 去年の今頃私は塾を完全に閉めて不安のなかにいた。
 いい本を集めてくる自信はあったが、それで生活できるのか。
 しばらくはネットと塾を両方やっていこうか、と考えたこともあったが、そんな中途半端なことではいけないと思いなおした。
 自分を追い込んだわけだが、今から考えると、ちょっとコワイ。
 金子さんのブログを読んで、こんなことを考えました。
 金子さんは、おもしろい娘で、ときどき変なこと言ってきっと誤解されたりするだろうが、私はずっと見守っていきたい。
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 スムース、増刷分が届きました。
 岡崎から古本2箱届きました。
 探偵小説ファンのOさんが、小沼丹『黒いハンカチ』(三笠書房)その他いろいろ買ってくれました。
 『古本泣き笑い日記』の上林暁をまとめて買うところが素晴らしかったと褒めていただいた。
 自分の気持ちがピッタリ書けたところなので、うれしい。
 airbugさん、お久しぶり。この前の土曜日にもお子さんといっしょに来て下さったと聞いていた、
 あと2年は大学で研究生活ができるということで、うれしい。できれば5年10年15年と居ていただきたい。
 千本通で貸本喫茶をしているというかたがぶらっと入って来てくれる。
 雨が降っているので本当に助かります。
 近所のご夫婦も入ってきて、谷崎や、福永武彦など買ってくださる。有吉佐和子はないですか、といわれて探すが、一冊しかなかった。文庫なら少しあったと思うけど。