古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

コタツで寝る

 昨日は、コタツでそのまま、寝てしまった。
 昨日は、天牛書店の方が、来て下さった。天牛書店はあこがれの店。バイトの子も来てくれたし、ありがたいことです。いろいろ話していると、天牛に行きたくなってきた。平さん、がんばってるだろうなあ。
 ガケの山下くんものぞいてくれる。来週の月曜日、恵文社の堀部店長と山下くんのトークがあるらしい。
 山下くん、山田稔の小説、ご購入。山下くんと話すと元気がでてくる。今までも、やっぱり山下くんはスゴイ、と何度も思ってきた。春になったら、車で古本屋めぐりに行こうと約束する。
 宇野浩二の『回想の美術』や、中野重治全集26巻などを、じっくりゆっくり読む。これだけ繰り返し読めば何かが身に付いていくのではないか。
 サンポマガジンの西川さんから、「奈良古本修業散歩」が届く。あの日のことを思い出した。はやくコメントを入れて送り返そう。そのあと、徒然舎の廣瀬さんに渡るのだ。
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 今日のこと。
 藤岡宇央さんから、「WAYOUTWEST」が届く。ジャズの情報誌だが充実した内容だ。ジャズライブが聴きたくなる。こんどミムラさんといっしょに行きたい。大学院生のIさんが、今度京都の大学に入る弟を連れてきてくれる。推理小説が好きだというので、北村薫や乱歩をすすめた。これから下宿生活が始まるのか。楽しいですよ、この4年間。わたしもあと10歳若かったら…。10ぐらいじゃ変わらないか。弟さん、真面目そうな好青年、なにか困ったら善行堂に連絡してな、って言いました。ほんと、また来て欲しい。お姉ちゃんは、今春から大阪の高校の先生。どの高校に決まるのだろう。こちらも決まったら教えてな、って言いました。東京からも。三省堂での岡崎とのトークショーに来て下さった方でした。私がそのとき持っていってた、加藤一雄の『蘆刈』をお譲りしたのだった。うれしいですね、こういう繋がり。未来くん、善行堂での初買い。彼も新しい生活がこれから始まる。いいですね、若いというのは。私もあと10年若ければ、新しい…。