古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

 ネットで本を探してると、あっというまに時間が過ぎた。
 調子に乗って4冊ほど注文した。
 ↑このあと寝てしまった。
 昨日もいろいろありました。
 買い取りも二件ありました。
 庄野潤三がたくさんありました。
 近所のかたが絵本を持って来てくれました。
 買い取りのなかに安岡章太郎の『悪い仲間』があったのには驚きました。
 これなど、なかなか出会えないですよ。
 読んでから売りますので。
 読み返すきっかけにもなるのでうれしい。
 絵本もよかった。
 こんどデコさんに見てもらうのが楽しみだ。 
 吉田秀和の本が売れたが、売れてみると、よく読んでた時代を思い出し、
 また読みたくなった。いい本はきっと売れるんだ。
 外村繁も売れた。こういう本が売れると元気になる。
 倉橋由美子も売れた。
 吉田秀和、外村繁、倉橋由美子、こういう作家のものを読む人は、説明するのは難しいが、本好きのなかの本好きだと思う。そういう人が善行堂に来てくれているというのが大きな支えになっている。本を袋に詰めるとき、そんなことを思った。