古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

雨ですが、

 雨の日でも営業します。って当たり前か。
 今日中に棚を全部うめたいと思っています。
 Book Japanの書評は、『本とわたしと筑摩書房』です。
 今晩書きます。
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 今日もたくさんの人が来て下さった。
 もう2度3度と来て下さってる人もいて、常連さんもそのうち出来そうで、うれしい。
 近所の方(女性)が、織田作之助の『それでも私は行く』を買って下さったのが印象に残った。
 こういう本がなかなか売れないので、なぜかな、と思っていたのだ。
 また、前から知っている人なのだけど、あまり安くしないで正当な値段をつけ、きちんと儲けて長く店を続けてほしい、と言ってもらった。
 最近こういう優しい言葉を聞くとジーンとなって何かがこみ上げてくる。
 カライモブックス夫妻は、いかにもカライモブックスという本を買ってくれた。
 林さん松岡さん聖智さんといった一癖も二癖もある古本者にも来てもらった。
 まあ、あまり売れないかも知れない文学の匂いのする本を、地道に売っていけたら、と思う。
 文学好きが集まってくれるような店にしたい。