『To Diz with Love』を聴く。
ウイントン・マルサリスも参加している。今、アマゾンで調べたら、安く出ていた。新品でも690円。
これはジャズ好きな方、お買い得です。まあ、好みのこともあるので、よくないよ、と言われれば仕方ないが。
アマゾンには、評価が入っていて、その人もすばらしい演奏だと書いていた。こういう安くてもいいものがたくさん出ているということだ。
それは、文学も同じだろう。宮地嘉六なども、もっと認められてもいい作家だと思う。
トランペットは、小さなスピーカーでは、迫力に欠けるが、その分、想像して聴く。
ブックオフのCD500円棚はこれから楽しみだ。ジャズの世界も古本の世界も深くて面白い。
珈琲を飲みながら、『移動祝祭日』を少し読みくらべる。岩波の同時代ライブラリーは、福田隆太郎訳、新潮文庫は、高見浩訳。
今からガケ書房に、絶版文庫を追加しにいきます。そのあとは……。
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答え。そのあと、古本屋に行ってしまいました。
ガケ書房にまた古本棚が増えるそうです。送られてきたリストを見てびっくり。本当にこのリストにある本が売られるのであれば、これは見逃せない。それほどいい本がありました。並ぶ日が決まれば、教えてほしいと、山下くんに頼む。でもそのときの山下くんの反応から考えると、あっ忘れてた、とか言いそうなので、ちょくちょく覗こう。
今日買ったのは、4冊。
相馬黒光『黙移』、昭和13年3版、女性時代社、300円。
角川写真文庫「ピカソ」、100円。
坪内稔典『季語集』岩波新書、300円。
安井かずみ『旅の手帖』、100円。
車中では、ずっと、ヘミングウェイ『移動祝祭日』。高見浩の新訳を読む。いちいち読み比べていないが、かなり印象がちがう。英文を確かめたいと思うが、持ってないのでそれもできない。福田隆太郎はわざとぼかしていたのだろうか、と思うような表現がいくつかあった。
何度か読んでいる作品であるが、今回もとても面白く読んでいる。「Book Japan」の次の書評、この文庫にしようかな。