アート・ペッパーの「サーフライド」完全版を聴いていると、岡崎武志バラエティブックが届いた。
石丸澄子さんの装幀が、もう当たり前のように、素晴らしい。この色使いにジーンとくる。これはもう石丸さんの詩情とでもいうしかないだろう。
なつかしい文章がたくさん入っている。「海浪」の花田さん、「ブラケット」の村岡さん、集まってお祝いしたくなったなあ。久しぶりに連絡してみるか。
『雑談王』をカバンに入れて家を出る。金箔に向かうが、途中、学生リサイクルにも寄る。
角川文庫の『宝石』傑作選集の、1、2、4と『新青年傑作選集』の5、が各50円であった。
こういうのは、文庫がよく似合う。横尾忠則のカバーもぴったり。
金箔では、
澁澤龍彦『都心ノ病院ニテ幻覚を見タルコト』、900円。
ブックオフで、
ポール・ギャリコ『ほんものの魔法使』、矢川澄子訳、105円。
カズオ・イシグロ『女たちの遠い夏』、105円。
この前もらった50円券を使ったら、またカードをもらった。するとまた50円が当たる。
ということは、分けて買えば、50円券が毎回ももらえて得である。
もういちど探すことにして、まわってみると、
秋田實『ユーモア交渉術』、105円があった。それを買って、また50円券があたる。
今日もっと時間があれば、何回も繰り返して遊べるのに。
たったの50円という事なかれ。