今日は下鴨、止めとこうと思っていたが、大江健三郎『夜よゆるやかに歩め』を貸して欲しいという、メールが林さんから届いたので、11時に本部前であうことにした。
佐野繁次郎装幀集、が、みずのわ出版から出るそうで、これは楽しみだ。「spin」もよかったが、さらに素晴らしいものになるだろう。
あれこれ、一時間ぐらい話す。
中井書房さんの500円均一が100円均一になっていた。
今日は10時に着いて、林さんと会ったときは、もう下に書いた本は買っていた。
真鍋博の本を見つけたときは、今日も下鴨にきてよかったと、こころの底から思った。
100均でもいい本を買えたので満足満足。
中井さんの100均もよかったし、やはり明日最終日も参加することにしよう。
やっぱり皆勤になる。
来週から仕事が始まるが、大丈夫だろうか。
今日買った本。
☆☆真鍋博『思考の憶え描き』、昭和51年初版、早川書房、3冊500円。
これは、とても、珍しい一冊、というより、普通安くは買えない一冊だろう。200円弱で買えるとは。カラーのイラストがほぼ毎ページにあって、見ていて楽しい。5000円はするだろう、10000円付ける古本屋さんがいても驚かない、というのがぼくの評価だ。
古本の神様に感謝したい。
あと2冊選ぶのに手こずった。
永井荷風『珊瑚集』、復刻、3冊500円。
里見弴『妻を買う経験』、昭和22年、苦楽社、3冊500円。
☆森田たま『鉛の兵隊』、昭和14年、6版、中央公論社、100円。
この童話集には、出開美千子の絵が一杯入っている。これも函入りで100円というのは驚き。
渋沢孝輔詩集『綺想曲』、1992年、書肆山田、100円。
諏訪優詩集『太陽湯』、1988年、思潮社、100円。
森岩雄『大正・雑司ヶ谷』、昭和53年、青蛙房、100円。
多賀義勝『大正の銀座赤坂』、昭和52年、青蛙房、100円。
☆宮沢賢治『風の又三郎』、昭和29年、光文社、脇田和装幀挿絵、100円。
脇田和の装幀、挿絵がとてもよい。
☆ジャン・ジャック・ルソオ『孤独な散歩者の夢想』、青柳瑞穂訳、昭和23年、講談社、100円。
吉田健一『酒肴酒』、昭和49年重版、番町書房、100円。
坪内稔典句集『わが町』、昭和55年、沖積舎、100円。
宇野浩二『帰れる子』、復刻、100円。
『宮澤賢治名作選』、昭和16年重版、羽田書店、100円。