工作舎からイベント予定が色々届く。東京でも三省堂書店神保町本店で7月5日(土)、トーク&サイン会が決まったようだ。
何だか忙しくなりそうだ。3人以上の人前で話をするのはどうも苦手だが、そんな子供みたいなことも言ってられない。
ひとりでも多くの人に読んでもらえるように、できることはやなないと。
本がでる前の落ち着かない日々が続いている。気持ちがそわそわする。
古本屋さんをまわっていても、なかなか集中できない。
それでも廻るだけは廻ってきた。
ガケ書房、ぶんこ堂、萩書房、恵文社、コミックショック、ふくだ屋、吉岡書店。
アルフレッド・ペルレス『我が友ヘンリー・ミラー』、1974年、立風書房、700円。
巴里のヘンリー・ミラーのことを友人が書いている。
横尾忠則の装幀。
筒井正明の翻訳。
ヘンリー・ミラーが出版を嫌がるような本も面白いが、この本のようにミラーが序文を書くような本もいいかも。
島尾敏雄のエッセイ『過ぎゆく時の中で』は、200円。
装画は、駒井哲郎「大きな樹」。
そうそう、『珍本古書』も買った。これはジュンク堂に出そう。
早めに家に戻り、ジャズを大きな音で聴く。
アルバート・アイラーばかり。ぼくは、最初と最後の演奏が好きだ。
ファーストレコーディング、マイネイムイズアルバート・アイラー、そしてラストレコーディング。
アイラーの吹くスタンダードはとても楽しい。