古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

せっせと金箔へ

zenkoh2008-05-27

 井上書店に入る。新書の棚に、
 J・P・サルトル『嘔吐』、人文書院、昭和27年、三版。
 この本、総革マウント装になっている。革の感触がいい。300円なので買っておく。
 後藤明生『挟み撃ち』、集英社文庫、100円。
 金箔に行こう。
 出町柳で特急を待つ。
 すると、若い女性が。ぼくのこの日記読んでくれてるという。
 四条まで行くというので、いっしょに特急に乗って話す。
 前にあーす書房の前で握手した若い男の子は彼氏だという。
 こういう本好きなカップルはいいなあ。
 彼氏、握手してから、いい古本買えているらしく、そのこともうれしい。
 最近、ブックオフ三条店に寄ることが少なくなったのは、単行本が200円になったからか。
 6冊買うと1200円だからなあ(当たり前だが)。
 金箔で、
 辻嘉一『大福帳』、サイン入り、三月書房。
 古今亭志ん生志ん生長屋ばなし』。
 辻原登『だれのものでもない悲しみ』。

 そうそう、7月5日の土曜日は、東京神保町の三省堂書店8Fで、
 トーク&サイン会があります。2時から4時