ぼくの4連休が始まった。
何もしないだろう予感。あのこと以外は。
ということで、勧業館の古本まつりに行ってきました。
ぼくは、毎日、より安い本を探し求めて彷徨っているので、勧業館ではあまり買えないのですが、それでもこれだけ多くの本を見る機会はあまりないので、勉強勉強といいながら、本の海に入ってきました。
勧業館の本が高いといっているのではありません。普通の真っ当な値段が付いています。
ガケの山下くんも、かごを持って、まわっていました。マンレイさんにもお会いしました。
とにかく、広い会場なので、うろうろと、ぼんやり、何も考えず、という感じです。
一冊だけでも買えればいいな、と思いながら見ていたが、これぞというものになかなか出会えませんでした。やっと買えた一冊は、
鈴木清順『花地獄』、1972年、北冬書房、林静一装幀、500円。
コミックショックにも寄り、
山川方夫『安南の王子・その一年』、旺文社文庫、105円。
うれしいメールが2本届く。
その1、この夏にリトルマガジンの発刊を計画しているという、大阪の方からの原稿依頼。ジャズについてというもの。ぼくの本を読んで下さっているというのもうれしい。ジャズについて書けるというのもうれしい。さて何を書こうか。その創刊号の目次案をみると、これは面白そうだ。これはいい雑誌になりそう。これは全力でバックアップしたい。
その2、林さんから『関西赤貧古本道』のサイン入りの注文があった、とそのメールの転送があった。これが、ぼくのことを、ほめてほめてある、長文のものだった。こんなに人にほめられたことがないので、プリントアウトして、辛い時に読み返したい。この人なら識語署名入り特別の本にして送っても、よろこんでもらえるだろう。