古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

「にのにのいち」はスゴかった

zenkoh2008-02-02

 200円の本を200冊用意するのは本当にきつかったが、今日行ってみて、やってよかったと思った。本当いうと、もしいい本並ばなかったらどうしようと思っていたのだ。いい本たくさん並んでいたのがうれしかった。講談社文芸文庫ちくま文庫の珍しいところもみんな200円だった。驚いたのは、徳廣睦子さんの『兄の左手』が二冊あったことだ。こんな渋い本が二冊も出る古本フェアーは珍しいのではないか。
 ぼくが買った本は、
 片岡義男『シヴォレーで新聞配達』(雑誌広告で読むアメリカ)
 蓮實重彦『映画に目が眩んで』
 坂口安吾安吾人生案内』
 徳廣睦子『兄の左手』
 矢吹申彦文人志願』
 トルーマン・カポーティ『真夏の航海』、安西水丸
 庄野潤三ガンビア滞在記』、中公文庫
 植草甚一『ジャズ・エッセイ』1
 
 おそらく明日行けば同じくらいは買えるだろう。まだまだ欲しい本があったから。いい本を安く買いたいひとは、はやく「ちょうちょぼっこ」へ。
 ビンゴは当たらなかったが、オープニングパーティも楽しく、二次会にも参加。気がつけば11時20分だった。
 「にのにのいち」期間中に、あと一回ぐらいは、覗いてみたいなあ、「ちょうちょぼっこ」。