古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

川島雄三

zenkoh2007-09-25

 ガケの前を通ると、山下くんがいたので、少し立ち話。10月8日に、出町柳近くの「まほろば」で(前のガレージ)、秋のまほろば古本市があるのだが、山下くん出品するらしく、張り切っていた。ぼくも、扉野くんから、誘われていて、出品する予定。その日の夜は、「まほろば」で、オグラさんの「うたとオルガン」ライブがあるという。これも楽しみだ。みんなで楽しくやりましょう。
 山下くんは、最近、丸山健二を読んでいるという。それで丸山健二の本も集めだしているのだ。
 吉岡書店の店頭台をいつものように見ていたら、ユリイカ、総特集「監督川島雄三」があるではないか。これはなかなか無いユリイカだ。それも、300円。うれしい。
 巻末に、梅崎春生原作「人も歩けば」のシナリオが載っていた。大西巨人の『三位一体の神話』(光文社)上下、各100円、も購入。
 これで勢いが出た。金箔に行く。下田将美『霧の中の灯』(四季社、サイン入り)200円、中公、日本の文学『内田百?、牧野信一稲垣足穂』100円、この巻は、三島由紀夫の選、解説がとてもいい。
 ブックオフで、『色川武大』(ちくま日本文学全集)、開高健監修『洋酒天国』1と2(新潮文庫)、大宅壮一『青春日記』上(中公文庫)、などを各105円で。
 京橋駅内のサントリーバーで、ホットコーヒーを飲みながら、青木正美『「悪い仲間」考』(日本古書通信社)を読む。面白い。