古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

森花安治ってだれ?

zenkoh2007-07-17

 早朝、マレーシア娘を見送る。そのあと、どっと疲れがでて、昼過ぎまで寝てしまう。電車に乗るまで、1時間ぐらいしかなかったが、ぶんこ堂、しよう書院、ふくだ屋、よしおか、と駆け足でまわる。
 宮本輝『螢川』帯、初版、100円。「泥の河」を読み返したくなり購入する。フランシス・アイルズ『殺意』、花森安治装、セロハンにも印刷してある、300円。装幀者名が、森花安治に、訳者あとがきが、記者になっている。これだと本文中にも相当数の誤植がありそうだ。
 電車内で「泥の河」を読む。
 京橋、京阪モール内のCDショップに入り、ジャズCDを物色する。古本に比べて値段が高いのでなかなか買えない。どうだろう、ジャズCDなら、500円均一ぐらいだと、たくさん買えそうである。前から気になっている、マイルス10枚組が1680円というのがあり、今日も迷ってしまう。一枚一枚揃えたく思うのは本と似ている。