古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂12時から20時までの営業です。
昨日も80歳のおばあちゃん、リュックに本を詰めて持ってきてくれる。
話の中に、小林秀雄中村光夫が出てくるのは面白いが、
小林秀雄は嫌いです、とも。ぼくは好きで今でもときどき読みますよと。
最初に何をお読みになりましたか、と聞いたりして楽しい。
近代絵画、ゴッホの手紙、ドストエフスキーの生活、などを最初に読むといいと思う。
私はずっと尊敬しています。
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復刻の芥川『地獄變』が二階にあったので持って降りる。
これはよくできた復刻、少し読んでみたら止められなくなりそのまま読了。
やはり名作。小説の醍醐味。他の作品も読みたくなった。
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長谷川書店で働いている青年、善行堂に来てくれる。
いろいろと話を。
「WAY OUT WEST」の私の連載の事を知ってくれたみたいでうれしい。
長谷川くん、元気でやってるかな。
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夏葉社、島田くんと電話で話す。