古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は火曜日、善行堂の定休日です。
私は京都古書会館での市会へ。
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欲しい本がなく、倉庫へ上がる。
整理をはじめるが、すぐ疲れる。
河原町まで歩き、ジャズのCDを2枚、猫文庫1冊購入。

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倉庫に漱石の『切抜帖より』(明治44年、春陽堂)があったので持ち帰る。
「帰る日は立つ修善寺も雨、着く東京も雨であった。」
漱石の散文を読む楽しさは若い頃も感じていたが、
今、「思ひ出す事など」を読み返すと、よりしみじみと魅力が感じられた。