古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂、12時から20時までの営業です。
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吉田神社へ行く前に、砂岸さん寄ってくださる。
いろいろお話しながら本も見てもらう。
この前おススメした梅崎春生がとても良かったと。
今日は木山捷平正宗白鳥福原麟太郎加藤一雄を見てもらう。
熊本の八代に本を送ってほしいと頼まれる。
八代に本好きな人がいて、梅崎や野呂や木山をどんどん読んでる
と聞くと、ほんとうれしくなってくる。
本が好きな人の話を聞くととても幸せな気持ち。
あれも読んでほしいこれも読んでほしいと思う。
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次のお客さん、東京からで、アスタルテに寄ってきたが閉まっていたと。
木山捷平、お買い上げ。
砂岸さんと木山捷平の話をしていたところなので驚く。
良い本並んでますね、とほめてもらえた。
鏡花の本ありますか、と聞かれたので、少しお見せする。
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均一の本、17冊持って、奥に。
ちょっと驚く。お買い上げでよかった。
前に、これぐらいの本を持って奥に持ってきた人のひとことが忘れられない。
「みんな買うと思うなよ」
「いやあ、思いますよ、普通は」と私。
するとニコッと笑って、
「ここで選ばしてもらうわな」
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山田稔さんの新刊が気になって、編集工房ノアに電話。
書き下ろしも多くなり、秋ごろになるとのこと。楽しみですねえ。