古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日も善行堂、12時から20時の営業になります。
ご来店お待ちしています。
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さて原稿も書けたので、梅崎春生にもどろう。
全集の7巻の途中だった。
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風呂で、「幻化の人・梅崎春生」を読む。
梅崎と恵津さんは、雑誌のの取材旅行で九州へ。
熊本を歩いていたとき古本屋で恵津さんはふと、
内田百間の「頬白先生と百鬼園先生」を手に取る。
私は風呂で読みながら、値段はわからなかったが、
思わず「それ、買っといたらいいですよ」と言いたくなった。
梅崎も「へえ」となつかしそうにして「買いなさい」と言ったと書いてあった。
そんなこともうれしく思い感激してたら、ゆでダコ状態になった。
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均一のシュタイナーなど売れる。
福虎さんやマサキングさん、来てくれる。
マサキングさん、栞を作ってくれた。
ハンコを押してサインして、お客さんに配りたい。
若い女性、彷書月刊など。もちろん話しかける。
ヨゾ松、あれっ、こんな時間に!
田中さん、毎週授業のあとで寄ってくれる。
今日は小林勇を。ぼくもよく読んでた時期があって、小林勇も読み返したくなった。
「人はさびしき」がよかった。
守口で古本屋さんを開こうとしている青年、ご来店。
「たられば書店」さん。
守口は、ずっと住んでた町なので驚いた。
守口と聞いただけでうれしくなる。
思い出すのはやっぱり守口高校。
それほど楽しかったんだなあと思う。
おもろいやつがいてましたよ、ほんと。
毎日、どうしたら笑いがとれるかと考えていたころで、
ほんとアホなことばっかりしていた。
そんな守口に新しい古本屋さんができたらうれしいなあ。
岡崎といっしょに訪ねて、その夜は同窓会というのもいい。
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夜、モダン焼きを食べて、ジャズ喫茶「ラッシュライフ」に入る。
この夜も良いジャズかかっていた。
ジミー・ヤンシーのソロアルバムなんて、はじめて聴いた。