古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は善行堂の定休日、火曜日です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
市会へ。
買い逃した本も多いが、
まあ、好きな本も買えたので、
よしとしよう。
荷風の『新編ふらんす物語』は、
大正5年第3版で裸本だけど、
好きな本だ。作品としては、『あめりか物語』の方がいいと思うが、
今読めばどうだろう。
芥川、谷崎、井伏など、たくさん買えた。
ヨゾラ舎に寄ると、店主、寝ていた。
エレファントファクトリーでホット珈琲。
ニール・ヤングがかかっていた。
マッセイホールでのライブ盤だという。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
野田理一の『大津絵・大津絵』(書肆季節社)
の著者、刊行者本(20部)を入手。
今度、野田理一研究者にお見せしよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読書は、辻征夫のロビンソン。
風呂では、山川方夫
ーーーーーーーーーーーーーーー
市で買うのも楽しいが、本を倉庫に置いてくるので、寂しい。
買った本は、しばらく身の近くに置きたいものである。
今日は、中から10冊ぐらい持ち帰ってきたが、
それを入れるカバンが散歩の途中でほしくなる。
アンジェで買いそうになるが、値段を見ると、
市で使った金額と同じくらいだったので、がまんする。
本はなんて安いんだろう、と思う。