古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日は、火曜日、善行堂の定休日です。
今日明日と、京都新聞のコラム、書きます。
あと一ヶ月か。ちょっと淋しい気もする。
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確か京都が出て来たと思い出し、
中村真一郎の『わが点鬼簿』を取り出す。
この本はいつも良く出来てるなあ、と思う。
とにかく読みやすく、組み方や印刷や見返しの紙など、素敵だ。
目次もいい。装幀者の名前も編集担当者もわからないが、優れた仕事だ。
私の今読んでるのは、外国の図書館の廃棄本で、
函はないし、後ろの見返しが破れていたり、印がたくさん押して
あるなど、キズがたくさんあるが、それでも魅力ある一冊だ。
やっぱり京都がでてきました。ほほう、これは書けそうだ。
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今日は、原稿を書き、結局『わが点鬼簿』を読み出し、
ネットで本を3冊ほど買い、昼寝もして、幸せな一日だった。
本はまだ買い足りない、何か詩集がほしい。
売るのもいいけど、買うのはもっと楽しい。