古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

本日の善行堂、12時から20時までの営業です。
私は途中、2、3時間抜けて、倉庫の整理に行ってきます。
自分で言うのも何ですが、倉庫のなかがひどすぎます。
片付けないと、市で本も買えない。
何か面白そうな本が見つかるでしょう。
善行堂に持って帰りますので。
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内堀弘『古本の時間』が晶文社から出ます。
これは絶対善行堂に並べたいと思い、内堀さんにお願いしました。
晶文社の営業のYさんから連絡が入り、9月4日に善行堂に到着するとのことでした。
「ネット善行」http://zenkohdo.shop-pro.jpで予約注文を開始しました。
よろしくお願いします。すぐ送りますので。
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今日はほんとにいろんなことがありました。
ちょっとだけ書きます。
大好きな青山二郎コレクターさん、ご来店。
青山本、探すのがむずかしくなってきたが、
こうして来てもらえるだけでうれしい。
西村さん、と出発。
ガケに寄って、段ボールもらう。パンももらう。
いつも思うのだが、山下くんと話すと楽しくなるのはなぜだろう。
あれ、猫が走った、と思ったら、上から吊るした10センチほどの紙の猫だった。
自分にがっかりして、ガケを出た。
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古書会館に着くと、この前の市で、落札していたことがわかる。
もう忘れていたが、一冊欲しい本があったのだった。
ホフマンの『胡桃割人形と鼠の王様』(昭和18年、青木書店、石川道雄、内藤吐天訳)
持っていたが売ってしまい、もう一度手にした本は落丁があった。
またまた、買うことができて倖せ。
谷中安規の装幀、挿絵、口絵がすてきだ。
今読んでいたら、この本にも落丁があるではないか、ショック。
持ってる人はチェックしてみてください。落丁の多い本なのでしょうか。