古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

西荻ブックマークのスタッフのみなさん、本当にお世話になりました。
岡崎にもまたまた世話になった。
ひとりでは上手くしゃべれない善行堂です。


台風を呼ぶ男、善行堂が帰ってまいりました。
リフレッシュできました。
書きたいことが多いが、まずは思いつくままに書こう。
いろんな人と会うことができてよかった。
はじめて東京の市にも行き、古本屋になってよかったなあ、と思った。
市のことは、音羽館の若者に教えてもらったのだが、それはそれはこころのこもったものだった。この青年にお世話になったことは忘れない。そのあと広瀬さんにも来てもらい、いろいろ手伝ってもらいました。すっかり音羽館のファンになって帰ってきました。市は面白かったですねえ。石神井さんと喫茶店でいろいろ話せたのもよかった。喫茶店を出たら、月の輪さんが大きな紙袋をもって歩いていた。
若い盛林堂くんのがんばってる姿もよかったなあ。海ねこさんや西秋さんにも会えた。黒沢くんも久しぶりだった。長野の遊歴書房さんははじめてお会いした。とんぼ書林さんは岡崎に頼まれましたよ、といっていろいろ教えてくださいました。他にもたくさんの人に会い楽しかった。みなさんありがとうございました。
5本口を3つ、買うことができました。ひと箱分ぐらい処分して、4箱京都に送りました。一番うれしかったのは、谷川俊太郎『二十億光年の孤獨』。再版ですが、カバーも付いているし、小型のかわいい本です。これはかばんに入れて新幹線のなかでなでまわしてました。
松尾邦之助の『巴里素描』も買えてうれしかった一冊。
こちらもかばんに入れました。岡倉書房の限定本です。鈴木信太郎の『文學外道』も
入っていたのでよかった。
函がとどくのが楽しみだ。
月に一回ぐらい東京に行けたら楽しいだろうなあ。
 トークは、台風にもかかわらず、たくさん来ていただきました。
本のことをもっと話したかったのですが、あっと言う間に終わってしまいました。
高校時代の岡崎とぼくの写真が大きく映しだされたときはちょっと恥ずかしかった。
書きたいことは多いが、たくさんありすぎて何から書けば良いかわからなくなってきた。「よし、まだまだがんばれる、もっともっとがんばれる」と思えるような東京遠征だった。お酒の席ではあったけど、関口直人さんに、「善行堂さん、おやじにちょっと似た所がありますよ」と言われたこともうれしかった。直人さんから山王書房関口良雄さんのことを聞き、100回ぐらい握手したのではないか。直人さんのお母さんに会えたのもうれしかった。
こういう風に書いていけばほんとに切りがないです。
上林の妹、睦子さんと、上林が暮らした家のなかで、いろいろ話が聞けたことにも感動した。お孫さんにも挨拶ができた。時計が一時間すすんでいて、ぼくはそれに気付かずハラハラしていた。
この前にコンコ堂にも入れた。すばらしい店でした。均一もバツグン。
ささまにも寄れた。音羽館、なずな屋にも寄って、澄子さんに挨拶もできた。
盛林堂さんに入ったときは、時間がギリギリでした。こんどゆっくり行きたい。

市は楽しいですが、疲れもします。
わからないことだらけですから一層疲れました。
神保町のホテルに泊まり、明日からはじまる林さんの個展を見て帰ろうかとも思いましたが、帰ってきました。