古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

岐阜でリフレッシュしてきたので元気百倍。
12時から20時まで善行堂にいますので。
昨日、岐阜から店にもどり、この前の買い取り本を整理していたら、前から読みたかった、徳田道子『光陰』が見つかった。道子さんは近松秋江の次女。お父さんのことを書いたエッセイ集なのだけど、私家版なので、なかなか入手できなかった。
 あとがきを読むと、なんとこの本、中尾務さんが企画したものだったのだ。さすがに良い仕事。こうして本として残されたので、われわれは近松秋江のちょっとした、しかし大切なしぐさとかがわかるのだ。天のほこりをきれいに取って、本を開き、中尾さんに感謝しながら、読みだした。
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今日はのんびりとしてました。
本を読んだり、本の整理をしたり、ジャズを聴いたり。
青山二郎コレクターTさんや一麿くんや浅田さん、ご来店。
浅田さんはもうすぐ姫路で三人展。
その写真など見せてもらう。
いい写真だと思いました。
赤ちゃんをだっこした女性が芸術新潮を2冊お買い上げ。
新しいノートに、文学作品のリストをつくりはじめる。