古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

朝はやく目が覚めたので勧業館に行こうと思ったのだが、そのまま寝てしまった。ゆっくり探せば何かありますよね。明日行けるかどうか。行くとしても12時前には善行堂に戻りますので。
背がない、太宰治の『信天翁』を補修。背がしっかりしないと読み始めようという気持ちになれない。それで読み始める。もう一冊読み始めたのは、山田稔『マビヨン通りの店』。雑誌掲載時に読んでいるが何度読んでもいい。
みずのわ猫社長に電話。
猫社長、二日酔いのような感じだったが、これからの作業について相談する。部数とか定価とか。
友だちの結婚式のため東京から京都に来たと言う女の子ふたり、『星を撒いた街』を買いましたよ、と話しかけてくれる。『昔日の客』も買ってくれたと言うのでうれしくなる。
東京からもうひとり、Sさんもご来店。一年前にも来て下さった。
高祖保、井上多喜三郎、武田豊天野忠などの話をする。