古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

矢部登さんの『田端抄』(書肆なたや)を読む。
小冊子ながら、濃い内容の随筆集になっている。
田端界隈の文学散歩、これは文学力がなければ書けないですね。
楽しませてもらいました。読みたい本もたくさん出てきました。矢部さん、いいですね。
築添正生『いまそかりし昔』を少しずつ読み返している。
去年読んだ新刊書では、ベスト。
読み返しながら、そう思いました。
組版、レイアウト、も素晴らしく、これほどのものはあまり見た事ないです。築添さんの奥さん築添純子さんの織物も見事なもので、他のお仕事も見てみたいと強く思いました。
今日は、特別ヒマな一日でしたが、最後に、チョコパフュさんが来てくれて助かりました。寒かったからでしょうか。そう思いたい。
明日は善行堂は休みです。
サンポマガジンの取材で、「WAY OUT WEST」の藤岡くんに話を聞きに行きます。