古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

八木道雄詩集をお借りする

今日も書きたいことがたくさんありますが、やはり一週間の疲れがあって思うように書けないかも知れません。
でも、今日はこのブログを書いていてよかったな、ということがあったので、何とか書きたいと思います。
田中さん、デコさん、と、本を見てもらいながら色々話す。
田中さんには『古本のことしか頭になかった』を予約していただいてました。
田中さん、デコさん、川崎長太郎をお買い上げ。
最近、川崎長太郎がよく動く。善行堂はそんな(どんな)古本屋です。
そこに、『古本のことしか頭になかった』を3冊手に持ったはじめての男性が。
3冊も買ってくださった人ははじめてだったので、お礼をいい、話しかけると、何と先日私がこのブログで紹介した、佐伯晋さんだった。大阪文学学校の雑誌「樹林」に、詩人、八木道雄のことをお書きになったこと、その内容がすばらしかったこと、などを書いたのだったが、それを読んでくださって、わざわざ会いにきてくださったのだ。
佐伯晋さんは八木さんの話になると涙ぐまれた。
私が八木道雄の詩を読んでみたいと書いたので、お貸ししますと、その詩集をまとめて持って来てくださった。
お会いできてよかった。お話しできてよかった。「樹林」を送ってくれた葉月さんにありがとうっていいたいですよ。
善行堂をオープンして一年とちょっとになりますが、こうして会いに来て下さることのありがたさを感じています。そこにその人の気持ちを感じますね。よし今日は善行堂に行ってみよう、と思って来て下さるわけで、本当にうれしいことです。
八木道雄さんの詩を読んで、またここで紹介できたらな、と思っています。
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中尾務さんに電話して、「CABIN」を追加注文しました。中尾さんに喜んでもらえてよかった。
何日か前に、キャビンの目次を載せましたので、見てみてください。すばらしい内容です。ネット善行http://zenkohdo.shop-pro.jp/でも買えますので。
CABIN、来年はお休みと、あとがきに書かれてましたが、善行堂での売れ行きを言い、ファンが多いですよぜひ続けてください、とお願いしたら、「励みになりますね」ということばでした。期待していいのじゃないでしょうか。
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サンポマガジンの西川さんのブログhttp://d.hatena.ne.jp/cricket007/を見ると、『古本のことしか頭になかった』についてのうれしい文章がありました。

[おかげさまで、追加注文をたくさんいただいて、嬉しい悲鳴を上げています。みなさま、ありがとうございます! 最初山のようにあったダンボール箱が今ではひと箱と半分に!]

そうかそうか売れてるんだ。まずはひと安心です。品切れになると淋しいですが短期間で売れると、よしもっと書いていこう、という気持ちになります。善行堂では100冊近くまでいってますが、他の店が気になります。
静岡の戸田書店城北店に置いてもらっているというのはうれしいですね。
やはり、置いてもらえる書店が少ないと困ります。