古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日も善行堂がんばります

 昨日、実家から、本が届きました。
 ほほう、という本もありました。よく買ったな、という本もありました。
 昨日は、吉岡実の詩集が二冊も売れました。別々のかただったので驚きました。そんなに詩集、動かないから。
 詩集、歌集、句集、ももっと並べよう。
 今から善行堂へ。どんな人が来てくれるだろう。
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 朝、ある大好きな目録、迷いに迷って、一冊注文のファックスを送る。
 善行堂に着き簡単に掃除して、内田百間の『大貧帳』を読んでいるとお客さん。
 月に一回ぐらい来て下さる。
 「この本好きなんですよ」と読んでいた本を手渡すと、じっくりと見て、
 「その本、読んだら売って」
 「別に今すぐにでも売りますよ、もう何回も読んでるから」
 といった感じで、買っていただいた。
 読んでいる本でも売りますよ。
 岐阜から、金子彰子さん。
 詩集の自筆原稿を持って来てくれた。この原稿が一冊にまとまるのだと思うとジーンとなった。
 全体を眺めて、これはよい詩集になるな、と実感できた。
 じっくりと話が出来てよかった。これからも応援していきたい。
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 中原くん、ご来店。頼んでいたアンケート、受け取る。
 中谷宇吉郎寺田寅彦追想』と、スムース二冊、買ってくれる。