古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

四天王寺から天神さん

 四天王寺に向かう途中で、浦成さんと一緒になり、話しながら、100均へ。
 浦成さんは、「ほんまに」を二冊も買って下さいました。ありがたいです。
 いろいろ話ながら100均の方をみると、10時10分前なのにもう始まっていた。
 四天王寺を最初にしたのに残念だ。天神さんは時間守るんだけどねえ。
 それでも二人列に入りがんばる。
 浦成さん、ぼくの欲しそうな本を譲って下さる。
 このあと、かなり買えました。送ろうかとも思ったが、天神さんでまとめて送ろうと思い直した。
 手首にビニール袋の持つ所がからまり、血が止まって、手が白くなった。このため、しばらく指の先の感覚がなくなった。
 「はんのき」の中村くんと天神さんに向かう。
 もちろん一緒に「一色文庫」に寄りました。荷物がいっぱいでも、安い本をたくさん見たあとでも、一色文庫は何か買える店だ。
 中村くんもいい本買ってた。一色文庫に善行堂のハガキを置いてもらう。すでに置いてあったので驚いたが、お客さんが持って来てくれたそうだ。ありがたいですねえ。そんなやさしい人がいるなんて。好きな店に置いてもらえるとすごくうれしい。
 天神さんでもたくさん買い、送ってもらうことに。かなり買いました。70冊は買ったのではないでしょうか。
 送ったのがまだ着かないので(当たり前)、書けないが、持って帰ったのでいうと、
 円地文子の『欧米の旅』は、真鍋博の装幀もステキだ。伊藤整の『我が文學生活』の1、2、3も安く手に入れた。
 安部公房の『第四間氷期』はH・P・B。森茉莉の『私の美男子論』とか小堀杏奴『その他大勢』なども。
 四天王寺で、季村さん、中尾さん、と出会う。
 天神さんの近くで昼ご飯。お好み焼き定食。Mさんと中村くん。
 天牛に行き、平さんに挨拶する。いつもカワイイ。いろんな人が話しかけていた。
 イギリスに行ったと聞いていたので「まさか新婚旅行じゃ」と聞いてみると、ファンのみなさん安心してください、「ちがいますよ」とのことでした。
 私も安心しました(なんでやねん)。
 ここでも1000円ほど買う。
 いやあ、久しぶりだ、こんなに買えたのは。楽しかった。最終日の火曜日にも行きたいと思っているのだが。