古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

一気に書き上げる

 本日も営業します。
 12時から8時まで。
 今日もたくさんの人と出会いたいものです。
 読書は、『山上の蜘蛛』と庄野潤三
 



 昨日、一気に、原稿書き上げました。今から調整して、送りたいと思います。
 自分でいうとイヤミになるかも知れないが、この原稿が書けたことで、一段階段を上がれたように思います。
 まだまだ下の方ですが、そう感じました。
 昨夜、北村知之くんから、ファックスが届きました。この前のインタビューです。かなりしゃべってます。
 さすが北村くんだと思いました。そう思えたことがうれしい。相手が北村くんなので、話しやすいということもありました。
 海文堂の「ほんまに」次号に載ります。わたしにとってもいい記念になります。
 海文堂の「善行堂」、売れ始めたようです。追加しますのでこちらもよろしく。
 季村敏夫の『山上の蜘蛛』が出ました。副題に、神戸モダニズムと海港都市ノート。
 早速、読み始めました。神戸の詩人に興味ある方には、宝物のような本でしょう。もっと広く、詩に興味ある方、神戸に興味あるかた、文学に興味あるかた、に読んでいただきたい。
 ただ、部数を聞いて驚きました。少なすぎると思いました。善行堂にも置いて、みなさんに手に取っていただこうと思っていましたが、
 ここまで回ってこないだろう少なさでした。もし増刷しないとなると、幻の本になってしまいます。興味ある方は今の内に買わないと入手困難になります。だからこの本、ほとんど書店に並ばないのでは、と心配です。季村さん、みずのわさん、ご苦労さんでした。
 この本を出すにあたって関係したすべての人々に感謝したいと思います。政木貴子さんの版画もとてもいいです。
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 北條くん、善行堂に入る。
 東京からのお客さん。ブックジャパンの書評仲間です。どんな仲間や、と言われると困るのですが。
 いろいろ話しました。本を見てもらっているときにも話しかけてしまうので、困った男です。
 うるさいときには注意してください。
 さて、今から原稿です。あれっ、もう終わったのでは。そんなに甘いことないのです。
 今日も徹夜になるかも。しかしこの元気、どこから来るのでしょう。
 庄野潤三プールサイド小景とか山上の蜘蛛とか、板倉鞆音訳の「クラブント詩集」を読みました。
 クラブント詩集が板倉鞆音訳で読めるなんて、私はなんて幸せなのでしょう。
 『新・文學入門』がまた売れました。
 こちらも東京からのお客様。
 ジャズの専門店ミムラさんにも寄って来たのだそうで、ご主人はジャズ、奥さんは古本だそうです。
 『新・文學入門』は無理矢理買っていただいたようなものですが、他にもいい本を買っていただきました。
 さて、原稿、です。明日の午前中に仕上げて、夜はディランセカンドに飲みにいきたいなあ。
 『山上の蜘蛛』、善行堂に注文が入りました。
 みずのわさんに電話して、無理矢理4冊送ってもらうことになりました。
 明日、届く予定なので、欲しい人は善行堂に来てください。
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 原稿に少し書き足しました。
 それで、ワイルドターキー12年です。
 書き足してよくなったと思いたいです。
 明日の朝もう一度チェックするつもりです。
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