先日、ブックファーストフェアの担当者から電話があり、ちょっとした問題があり、「古本ソムリエが選ぶ絶版品切れ文庫フェア」の日程が延期されることになりました。また決まり次第、お知らせします。
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上海ラヂオは、開店の時間に行かずゆっくりと。前のとき早く行きすぎて、まだ店の人が並べているのに、あれこれ探してしまったのが、我ながら、カッコ悪かった。年を考えても、もう早く行くのはやめておこうと思ったのだ。
文庫3冊買えた。これでいいこれでいい。
色川武大選『食前にたっぷり』、集英社文庫、日本名作シリーズの一冊。みなさんこのシリーズを集めましょうよ。
A・ビアス『死の診断』、これは悪魔の辞典で有名な、ビアスの怪奇短篇小説集。怖そうだ。
「ジョン・モートンスンのお葬式」も怖そうだが、「右足の中指」はもっと怖そう。
戸板康二『家元の女弟子』、戸板のミステリーも好き。
このところ、「ミムラ」さんで買った、ズート・シムズ「ライブインジャパン1977」を聴いている。
ゴキゲンな演奏だ。ズートは、いつもたいていよいので驚かないが、バッキー・ピザレリもデイブ・マッケンナも素晴らしい。
ズート、マッケンナとくれば、「ダウン ホーム」か。これも聴く。ジョージ・タッカーのベースとくれば、ホレス・パーランの「アス・スリー」か。ああ、ジャズばっかり聴いている。
不動産屋さんに寄り、そのあと古本屋さんにも寄る。
フレア文庫を見つける。
川端康成『万葉姉妹 こまどり温泉』(略してこまどり姉妹)、262円。玉井徳太郎と脇田和の挿絵が。
小島信夫『うるわしき日々』、100円。
埴谷雄高、北杜夫『さびしい文学者の時代』、副題が面白い。「妄想病」対「躁鬱病」対談。これは前から探してた本だ。100円。文庫になったけどね。
さびしい文学者の時代―「妄想病」対「躁鬱病」対談 (中公文庫)
- 作者: 埴谷雄高,北杜夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/04
- メディア: 文庫
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谷川俊太郎『みんなやわらかい』、105円。
長新太『ぼくのくれよん』、105円。などなどなど。