10時ジャストにBALの裏口から、5階へ。
新刊書を並べるのとちがって、古本を扱う場合は、いろいろと大変だ。
レジで定価を打ち込んではいけないのだから古本のこと知らない人にとってはわかりにくいだろう。
リストのチェックをしたり、ラベラーで値段のシールをはったりと開店ぎりぎりまで作業が続いた。
ぼくは並べるだけ。
11時になると、エスカレーターから、ぞくぞくと本好きのみなさんが来て下さる。
本の好きな人は顔を見ればわかるのでは。
decoさん、マンレイ石原さん、この前出町柳駅で会ったIさんは彼氏と、神戸から三谷さん、
本当にいろんな方が見に来てくださった。本もたくさん買っていただきありがとうございました。
一ヶ月続きますのでどうぞよろしく。
たくさん売れたので、こんなところからナンですが、岡崎、古本の追加よろしく。
ぼくは、岡崎の出品から、
和田誠『デザイン街路図』、昭和48年、昭文社出版部発行。
これはずっと欲しかった本だ。昨日、この日記で、「この本ずっと探してたという声が聞けるとうれしいな。」
と書いたが、その声をあげたのはぼくだったのだ。それも大声で、
「これは珍しい本です、和田誠のこんな本見たことありますか、ないでしょう、いやあ、ホント岡崎、凄い本出すなあ」
などとまわりの人に言って、そのあとすぐ。
「これ買わしてもらお」とレジに急いだのだから、我ながら自分の行動にあきれた。