古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

恵文社の古本冊子「みんなの古本500冊」

zenkoh2007-12-21

 恵文社の古本冊子「みんなの古本500冊」が出来たらしい。一冊頂けるとのことなので、今から取りに行こう。
 扶桑書房からハガキ。「抽選の結果はずれてしまいました」という文面。
 注文したのは、津村信夫『初冬の山』、鎌倉文庫だった。
 「はずれました」でなく「はずれてしまいました」に、にっこりする。

 今日は結構たくさん古本買った。
 
まず「萩書房」で、海野弘『遊びつづけるピーターパン』200円、菅野昭正『詩の現在12冊の詩集』、200円。
福田屋さんで、河盛好蔵『回想の本棚』新潮社版、500円。渡辺広士『現代への旅』(審美社)100円。
コミックショックで、山本笑月『明治世相百話』(中公文庫)、210円。
ブックオフ三条店で、アーウイン・ショー『パリスケッチブック』、200円、ピエール・デュカセ『世界哲学史』(串田孫一、渡辺秀)(文庫クセジュ)105円、岡谷公二アンリ・ルソー薬園の謎』(中公文庫)、105円、内田百?『凸凹道』『有頂天』(旺文社文庫)各105円、平川『夏目漱石』(学術文庫)105円、ミシェル・シュネデール『グレン・グールド孤独のアリア』(学芸文庫)105円、岡本太郎『今日の芸術』(講談社文庫)105円。

 電車のなかではずっと『みんなの古本500冊』を読む。古本世界の奥深さがよくわかる。それぞれの理屈が面白い。ヒトクセあるみなさん、なんやかんや言って本を買っている。古本好き本好きなら、読んで飽きないだろう。
 私も車中ずっと読んでいた。
 これは無料で配布するのではなく、700円で販売するという。これはバンバン売れるのじゃないかな。