古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

石岡瑛子の装幀本

zenkoh2007-06-19

 マックブック、支払いのことは気にかかるが、なかなか賢いと思う。写真を反転できるなんて考えもしなかった。ええ技持ってるやないかと感心した。支払いは、12月27日なので、何とか秋には対談本を出したいと思う。それが無理だったら、森山大道を売るしかない。大きな仕事が入ってほしい。
 このとおり、お金が無いので、古本もあまり買えないのだが、今日はまあまあ買うことができた。一番うれしかったのは、アルベルト・モラヴィアの『パラダイス』だ。昭和47年、角川の海外純文学シリーズの3巻で、石岡瑛子の装幀。石岡瑛子の装幀も好きで、『風に吹かれて』の講談社文庫のカバーデザインとか、写真の入れ方に特徴があって、いい写真だなあ、と思って装幀者を見てみると、石岡瑛子だったことがよくある。100円。海老原喜之助展の図録(1971年)は200円。友部正人『耳をすます旅人』は水声社発行で、蟲文庫さんのことも。100円。
 ブックオフ三条店にも寄る。しりあがり寿真夜中の弥次さん喜多さん』は小説集だ。面白いだろうか。105円。黒田征太郎『ニューヨークより長友啓典へ』、105円。安西水丸稲越功一『町の誘惑』105円。